チャイナビュー208号

チャイナビュー208号が来ました。
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今回の中国探訪は「岳飛」。
いままでは特定の地域や都市を紹介していましたが、今回は人物です。
岳飛はこのあいだまでテレビドラマをやっていましたので見られた方もあると思います。
宋の時代に金と戦った英雄です。
漢方の知恵袋は「めまい」です。
ただ今、当店で漢方薬をお買い上げの方に差し上げています。

嬉しい報告

今日、お客さんからメールを頂きました。
妊娠したけども、胎児が小さい、お医者さんから流産になるだろうと言われていた方でした。
漢方を一生懸命飲んでいただき、少しずつ大きくなり、今日の検診で普通の大きさになったとの事でした。

初期の流産は胚の染色体異常による事が多く、その場合は流産は漢方でも効果が出ません。
今回は染色体異常では無かったようで、うまく行きました。
このよな例は時々あります。
ただ、体質や状態によって使う漢方も違います。
漢方的な判断(弁証論治)がとても大切だと思われます。

漢方の飲み合わせについて

漢方は西洋薬と違い、飲み合わせで駄目というものはありません。
ただ、気をつける部分もあります。
それは、バランスの問題です。
 同じ方向性のものを組み合わせて作用を強める場合
 いくつかの症状、状態があり、一つの処方では対応できない場合
 ある漢方が必要だけども、身体にあわない部分があり、その部分を補正するため
などが考えられます。

同じ方向性の場合は、両方をそのままの量で飲むと効き目が出過ぎる場合があります。
この場合は飲む量を減らします。
ただ、症状がひどい場合は減らさないでそのままで飲む事もあります。

いくつかの症状がある場合、例えば肝腎陰虚で淤血がある場合は、杞菊地黄丸と冠元顆粒を組み合わせるなどの方法を用います。
杞菊地黄丸は肝腎陰虚によく使うもので、冠元顆粒は淤血に良いものです。
このような方法は非常に多く用いられます。

漢方にはいくつかの作用があります。
婦宝当帰膠は血を増やす作用がありますが、腸に潤いを与え便を柔らかくする働き、身体を温める働きがあります。
血が不足で、冷えがあり、便秘気味なら最適な処方です。
ただ、下痢気味でも婦宝当帰膠が必要な場合があります。
このような場合は、下痢の改善によい健脾顆粒と組み合わせると便の調子がよくなります。

いくつかの処方を飲むと、成分の生薬が重複する事があります。
上に述べたようなバランスを考えて使っていけば生薬が重複しても問題はありません。
ただし、大黄、麻黄、附子については量が多すぎると体調が悪くなる事もありますので、慎重にします。

希に甘草に敏感な方があります。
甘草は多くの漢方処方に含まれているので、重複しやすいものです。
甘草に敏感な人は、甘草をとりすぎると、むくみ、だるさ、血圧の上昇などがおこる事があります。
甘草は調味料として、醤油や味噌などにも使われています。
このような方は甘草の量を減らすような組み合わせにする必要があります。