黄色は中央

五行を方角であてはめると、北は黒で水(腎)、南は赤で火(心)、東は青で木(肝)、西は白で金(肺)になります。
そうすると、黄で土(脾)の部分が余ってしまいます。
そこで、黄土をなんと中央にあてあめます。中央って方角なの?と思いますが、中央は方角の中で一番偉く東西南北を支配しています。
ですから、中国の皇帝は、黄帝といい、いつも黄色い服を着ています。
五行を数であらわしたものを生数といいます。水は1、火は2、木は3、金は4、そして土は5です。
土は中央で、四方に影響力をおよぼします。
ですから、水の1は、中央5の影響をうけ、5+1で6になります。これを成数といいます。
他の方角も同じです。
これを別な見方からいうと、5は脾で、後天の代表です。
人間は先天的な部分と後天的な部分をもちあわせています。
ですから、先天の部分に後天の部分をあわせて成数とします。
ちょうど脈診で、後天の胃気はすべての部位に現れる事と似ています。

落花生のおまじない

中国では赤ちゃんが早く欲しい時に、枕元に「ナツメ」「落花生」「竜眼肉」「蓮の実」を起きます。
それぞれ中国語で大棗、花生、桂円肉、蓮子と言います。
一文字ずつとると「棗」「生」「桂」「子」で、中国語の発音は「早生貴子」と同じ。
「早く子供が生まれる」の意味になります。
こんな飾り物もあります。

何故逆さまに?

よく中華料理のお店などで「福」の字の張り紙が逆さまに貼ってあるのを見たことがありませんか?
間違えたのではなく、わざとです。
私のお店にも貼ってあります。
逆さまは「倒 dao」で「到 dao」の発音と同じです。
つまり「福倒」は「福到」 福がやって来るという意味です。

乾と坤

中医学の理論の中で陰と陽の理論はとても大切です。
陰と陽の理論は、中医学だけでなく中国哲学のあらゆる分野で見られます。
特に八卦という概念は、占いで有名ですが中医学の分野でも基礎的な概念を説明するのに役立っています。

八卦の理論では宇宙の始まりは「太極 たいきょく」と言われるものです。
この状態は陰も陽もない混沌とした状態です。
太極が動じて陽を生み、太極が静まって陰を生みます。
この状態を「両儀 りょうぎ」と言います。

両儀は純粋な陰である「坤 こん」と純粋な陽である「乾 けん」で出来ています。
これを記号であらわすと坤は – – で 乾は - となります。

私達の住む世界は、この宇宙の始まりである純粋な陰と陽は存在しません。
概念としてはあるのですが、実際にはどんな陽にも多少の陰は含まれていますし、どんな陰にも多少の陽は含まれています。
例えば陽の象徴である火の中にも水蒸気という状態で陰である水を含んでいます。
また陰の象徴である水の中にも温度という状態で陽を含んでいます。
ですからこの世の中には純粋な陽や純粋な陰は存在しません。

パンダの雑誌に掲載されました。

日本中医薬研究会はパンダの名付け親として毎年いくらかの寄付をしています。
今年で11年目になります。
昨年の秋、四川に行った際にパンダ基地に立ち寄りましたら、盛大な歓迎会を開いて頂きました。
その様子はパンダの雑誌にも掲載されました。
img017

【日本中医薬研究会がジャイアントパンダ”冠元”を継続して養育】

2014年9月14日 日本中医薬研究会がジャイアントパンダ”冠元”の養育継続セ
レモニーが成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で行われた。
当研究会は2003年よりジャイアントパンダ”冠元”を養育のために募金を行い、
すでに11年になる。研究会会長深谷彰団長以下随行した4名の日本の友人は皆ジャ
イアントパンダの”ファン”で、彼らは”冠元”を養育すことを通し、微力なが
らジャイアントパンダのし保護に役立ちたいとのことである。

panda2

私は中医薬研究会の会長ではなくて副会長です。
ただ、中国では副会長も会長と言うようです。