頚管粘液

おりものにも色々と種類があります。
出た方が良いものと、あまり出ない方が良いものがあります。
出た方が良いものとして、排卵の少し前くらいに、透明、時に白色で、長く伸びるおりものが出ます。
これは頚管粘液というものです。
頚管粘液は精子を通しやすくする役割があります。
中医学的には、もう一つ意味があります。
身体の中には「津液 しんえき」という栄養が沢山含まれた液体があり、身体を潤していると考えます。
いろいろな粘液はみな津液の一部分です。
ですから、頚管粘液も津液の一部分です。
津液は卵胞の中にもあります。
卵胞の中は、栄養の沢山入った液体で、中医学的な分類では津液の一部分です。
つまり、津液がたっぷりある人は、頚管粘液も多く、卵胞の中身も良いという事になります。
ですから、不妊症を中医学で治療する場合は、頚管粘液の量を重視します。
ただ、おりものにも色々なものがあります。排卵の頃の粘るおりものがあれば、大丈夫です。

あまり出ない方が良いおりものとしては、さらさらした水のようなおりものは、津液というより余分な水の可能性があります。
特に冷えやすい体質で、かつ余分な水がある人に多くみられます。
また、動いた時に尿もれのように出る場合は、着床などに影響する可能性もあります。