当帰身と当帰尾

日本の当帰はあまり大きくありませんが、中国の当帰はものすごく大きいものです。
大きな当帰ですから、本体の部分と、根っこのはしっこの部分では作用が違います。
本体の部分を当帰身といって、甘味がつよく、血を補う作用がとても良いものです。
根っこの細い部分は当帰尾。辛みがあり、活血作用がよくなります。
老中医は処方箋をかく時に、当帰身と当帰尾を使い別ける事がよくあります。
一度、病院の調剤室を見学に行きました。
そこで当帰身と当帰尾について処方箋を配合している若い薬剤師に聞くと、特に区別していないという事でした。
ただ、処方箋に当帰身とある時はなるべく大きめな所、当帰尾とある時は底にたまった細かいものを配合すると言っていました。
老中医の深い思いは、なかなか全部は若い薬剤師には伝わらないようでした。