石膏

生薬の中には鉱物性のものもあります。
その代表が石膏です。
現代中医学では石膏はとても冷やす作用が強く「大寒」とされています。
しかし、神農本草経では微寒で、清代の名医、張錫純も石膏はとても穏やかなものとしています。
そして、数百グラムという単位で使っています。
確かに石膏の作用は穏やかなものと思います。ただ、鉱物のものは水に溶ける量は限られています。
ある一定以上は、飽和して水には溶けません。
そうなると、水に溶けない部分で、石膏の微粉末などが煎じ液に拡散していると考えられます。
それなら、いっそ初めから微粉末にしてから少量とかし込む方が効果が良いようにおもいます。
ただ、そのような方法は今のところ行われていないようです。