中医学の火とは

中医学の概念の中で、気とともに分かり難いのが火。
壮火と少火。壮火はもえ盛る炎で体にとってはよろしくない。
少火は少しずつ燃える火で、体のエネルギー源。
そこで、「壮火は気を消耗し、少火は気を生み出す」という理論があります。

これ以外にも君火、相火、龍雷の火、陰火などがあります。
君火とは、心の火です。
これに対して相火とは腎の火です。
中医の理論では、五臓の中で一番偉いのが「心」です。
なにしろ心には「神」が住んでいます。
だから心は君子の臓、心火は君火なのです。
腎の火は命の蝋燭。
ミトコンドリアのようなものでしょう。
とても大切ですが、心火にはかなわない。
だから相火と言います。